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Vol.6 英語教師&英語学校経営 国家公式ディレクター “Hla Nun Tun”

世界に通用する“知性美”を創造するクリエイター

英国留学で培った国際性で英語教育でも確固たる業績

 

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今回のVIP   Mrs. Hla Nun Tun ラヌトゥンさん
英語教師&英語学校経営/
国家公式ディレクター(Miss Asia Pacific Supertalent&Miss Globe International) 他

インタビュアー  栗原 富雄 Tomio Kurihara Yangon Press 編集長

 

 

 

 3年の英国留学でスキルアップした英語力を武器に、教壇に立ちながら語学学校を開校。すでに千人以上の生徒が巣立つ英語教育の専門家は、「知性美」を養成する新たなるフィールドに挑んだ。世界の美のページェントへ、公式ディレクターとして檜舞台でも堂々と戦えるミャンマー代表を送り出している。

 

 

  新しいフィールドを開拓した女性

 

今回のゲスト、ラヌトゥンさんの場合も、民主化以前は想像だにしなかったフィールドで活躍する才媛だった。都会育ちの彼女は、ヤンゴン大学物理学科へ入学する18歳までは、ごく普通のお嬢さんだった。
 

「勉学に燃えて入学しましたが、デモなどがあって卒業できなかったんです。そこで仕方なく、就職しました」
 

と語るラヌトゥンさんが最初に選んだのが、100%香港資本の縫製工場でのアシスタントマネージャーの仕事だった。そして19歳のとき海外取引をする石油会社に転職し、事務職に就く。ここで国際的なマナーやビジネスセンスを身に付けていく。
 

「のちに私が関わる海外との交渉や交流には、この会社での経験が大いに役立ちましたね」
 

社交的で明るいラヌトゥンさんは、誰にでも好かれる性格だった。そして夏休みなどには近隣の子供たちを誘い、ボランティアで勉強を教えることも開始した。
 

それから10年後にミャンマー有数の英語学校を立ち上げて英語教師として自立できたのも、人を育てたり、教えたりすることを天職にしたいという希望があったからだ。
 

その後1998年、彼女が21歳の時に再び転機がやってきた。ヤンゴンでは今では在留邦人の居住先として有名な高級アパ-ト「マリーナ・レジデンス」が完成し、ここのゲストケアオフィサーとして雇用されたのだ。
 

「外国人専用のアパートでしたが、日本人の方はまだそんなには、という感じでした。やはりヨーロッパ人が多かったように思います。そうした海外からのお客様の世話していると、自分の心の中では、やはり語学力のスキルアップをしなければ、と思うようになりましたね」
 

 

半年の留学が3年に延びる

英国で芽生えた恋、そして結婚へ

 

2001年、ラヌトゥンさんはついに一大決心をする。本場英国への留学だった。

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「自分ひとりの力では無理だったので、やはり父のサポ―トを受けました。最初は6か月という約束でしたが、結果的には3年も居てしまったんですよ」
 

努力家の彼女はロンドンの学校で週に20時間の授業を受けながら、パートタイムで仕事にも励んだ。幸いボスがフランス人で、仕事でも国際感覚を養うことができたという。余談だが現在のご主人のPhyo Paing Ooさんもこの時期オックスフォード大学に留学していた。
 

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(右)伴侶であるPhyo Paing Oo氏


 

「ヤンゴンにいるときは彼とは友人でしたが、英国へ行ってから恋人関係になりました」
 

と彼女はハ二かんだが、伴侶となる人がそばにいて心強かったに違いない。しかし、かつての宗主国での生活に苦労はなかったのだろうか。
 

「それが、みなさん慈悲深く、とても親切にされました。特にお年寄りの方々からは、“私たちのせいで迷惑をかけた”というような謝罪を受けたりしました。“これからはあなたの国を応援しますよ”といってくださる方もいたほどです」
 

当方など、約半世紀前に初めて英国を訪れたときにたまに年配者からかつての敵国に対する反日感情を浴びせられたこともあり、それを考えると、彼女の場合は当然ともいえる親緬感情だった。
 

「ミャンマーでは親の管理下になりますが、あちらでは自由。それだけに自制心が芽生えます。私にとって色々な意味で自立できた、いい経験でした」
 

 

 

次ページ”帰国後のラヌトゥンさんの選択は!?”

 

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